僕たちの涙も水分 青空へ吸いこまれていく地球を回る
楽園はモラトリアムという時代りんごもいまや缶詰になる
原っぱがあってよかったいつかまた帰れる場所があってよかった
細胞が革命起こす満月がもうすぐやって来るからだろう
叫び声をたくさん詰まらせても赤いまでいられるポスト
飛行服みたいなレイン・コート着てもっと大きな夢を語ろう
見たことのある風景が多すぎて気づけば向こう側の人間
手に入れたものを数えて生きていくこころは鈍くなっていくけど
目に見える空より青く毎晩の夢にでてくる青空の色
大人には自然になれない だんだんと月が満ちてく僕は見上げた
揺れているブランコが言うこれからも君の前には誰かがいると
トタン屋根つたう足音翼もつ鳥も空飛ぶばかりではない
これは僕これはあなたと手にとって地球にやさしいこころの分別
ふりだしにまたやってきた本当の自分の居場所はまだ見つからない
楽園を追われるときは君からの手紙の束を持って走ろう
(「あおぞら/不安な楽園」より)